301シイタケが苦手です。
だってあれ、噛んだらぐじゅっと癖のある味が口いっぱいに広がるじゃないですか。あれがニガテなんです。想像するだけでいやだ。
みなさんはニガテなものってありますか?
なぜこんな話をしているかというと、私の考え方として ニガテなものに向き合うということがあります。向き合うといっても無理やり好きになろうとするわけではありません。
ニガテな理由がなにか考えるのです。
例えばギターのチューニングがニガテ。そういうひとの気持ちになって考えれば、ペグ(糸巻きのこと)を巻いたりゆるめたり。その作業をするときに気を許すと弦が切れてしまいそうでコワイ。これ以上巻いていいのかな。ゆるめ過ぎて外れてしまわないかな?
そんな気持ちなんじゃないかと想像します。あとは、たんに面倒だとかもあるかもしれませんね。
前者の理由だとして、それは巻いたりゆるめたりを経験として繰り返すということが大切です。
普通にチューニングするうえでは巻いたりゆるめたりなんかそこまで大きくする必要はありませんが、意識的に行ってみれば案外コワくなくなったりするものです。
今思い出しましたが、先日わざと弦が切れるまで巻いてもらう。そんなレッスンをしたこともありました。(もちろん私のレッスン用ギターで!本体に少なからず負担もかかるので強くオススメできることではありません。)本人はかなりドキドキだったようですが、なかなか習慣づかなかったため強行手段ではありますが、少しは効果があったことを願うばかりです。
実は私もそのとき初めて感じたのですが、切ろうと思っても案外切れないものですね。
なんて、その人がなぜうまくいかないんだろうかと考えたり、その理由を知るためにたくさん質問をしたり。そんなレッスンをすることがあります。
むかし生徒さんに、
重いです。
なんて言われたこともありました。その時はしっかり凹みましたが、今となればそうおもう人もいるよなあ。と腑におちます。
そして私は、自分の考えかたをつらぬき通すという選択をしました。
あわない人もいるけど、それを喜んでくれる人も同じかそれ以上にいるとその後の講師生活で知ったからです。
というかそんなに器用ではないので、これしか出来ません。笑
教室選びは先生との相性がほとんどだと思っています。合わないなら合わない。それだけ!信じてくれるひとのがんばる気持ちを応援するだけだ。
とはいえその生徒さんのレッスンはそこから方向性を遡行錯誤、私が独立するまで続いたので今ではよい意見をもらえたいい機会だったと感謝しています。その時は本当に凹みましたが。笑
ニガテはニガテのままでもいい。だけどむやみに放置しない!方法を知らないだけで、理由を考えて改善できることもたくさんあるのでまずは考えてみる。道を探す。そのお手伝いができれば幸いです。そこを歩けるかどうかは本人次第ですが、私もそれは同じ。一緒に楽しくがんばりましょう◯
忘れるところだった!最後のレッスンでオススメの漫画をいただいたのにまだ読めていなかったんでした!これから読んでみます!
今日の一曲
Haven't Met You Yet / Michael Bublé
芸人のぐっさんに似ているひと。漁師家系。こんなイメージとはかけ離れた素敵おにいさん!