696アルペジオに爪は必要か_| ̄|○
必要だ!(私の場合は)
先日アルペジオ(ジャーンって弾くのではなく弦を一本ずつぽろぽろ弾くやつ)のレッスン中に
岡本「もう少し音量出せませんか?」
生徒さん「こ、これ以上でないかも..」
岡本「いやこうガッと!ガッといけばバツン出るでしょ」
生徒さん「い、いやこれ以上は..」
岡本「角度はこうで!ガッといってバツン」
生徒さん「バツン...うーん...」
岡本「だからこう!バツンだって!」
そんなやりとりがあったりなかったりした後にふと自分の手と生徒さんの手を見比べると、ちがう。明らかに爪の長さが!
「いやでも爪なくてもバツンいけるでしょ」とか言いながら試しにその場で爪を切ったところ...
バツン言わなくなった。
すすす、すいませんでしたーーーー!
それ以降、似たようなやりとりした記憶のある、他の生徒さんにもその話をしたわけですが、「ほらー!そうでしょ!指痛いし!笑」だって。最初の方を抜いて少なくともふたりは同じ話をしたけど返答の勢いに熱がこもっていてめちゃくちゃ笑いました。
いやほんとすいませんでしたーーー!
最近爪なしで弾くことがずっとなかったので完全に忘れてた...。
ということで!実際音量出なくてもそんなに強く言わないし、やりとりは少しオーバーに書いてあるかもですが、先生と呼んでもらっていてもそんなことは実際にあるなあと思って記事にしました。今回学んだのは気になったらやってみる。のがいい。
あ、ちなみに音量出た方がいいかって話は、一般的には大きい方がいい音と言われやすいですが、本人が納得してたらどっちでもいいと思います。自分の最大音量と最小音量を知って、それをどう使うかが大切。理解して、納得して、選択する。
今日の一曲
しらけちまうぜ / 小坂忠
カバーで知った曲ですが、これ75年の曲なんですって。言葉がかっこよすぎる。フォーク世代の空気感がして、それは内省的なイメージなんだけど、この曲は無骨な男前さがあるからそこが不思議。今調べたら60-70年代がフォークブームと言われているそう。てことは世代の終わりだから他ジャンルと混ざってる?と思ってたらこの動画のタイトルにファンク、ソウルとありますね。それとフォークのあいの子くらいか。そこが引っかかるのかも。あと、最近ハマってたTOMOOさんのハニーボーイ(今年の曲)のアレンジもこれと似た空気があったよなーとか。おもしろい!