306☆挫折してしまった人へ
前にもこんな記事を書いたような気がしますが、最近また同じような話を聞くことが多かったので湧きあがるこの思いをのこしておきます。
独学で、教則本を読んでダメだった。グループレッスンで習ってみたけどついていけなかった。とか教室に通ったけどなぜか弾きたい曲を弾けるようにならなかった。この仕事をしていると色々聞きますが、挫折してしまったひとにまず勘違いして欲しくないのは出来なかった理由です!
誤解を恐れずはっきり言うと、もちろんあなたが不器用だからというのもあるかもしれませんが、それだけではないのです。きっといちばんの理由はあなたが楽器に挑戦するタイミングが悪かったのと先生との相性です。
これはあなたの能力のせいではありません。
練習する時間がとれなかったとか、若いときに習ってたので理解する力が
弱く、残念ながら当時そんなあなたとうまく気持ちを共有できない先生(出会うタイミング、相性が悪い)だったとか。
理由はそれぞれでしょうけど、不器用でもあきらめなければ出来るんだと言いたい。本人があきらめない限り必ず弾けるようになります。
ただ条件はあって、
体育会系な[やれば出来る。]とかは根拠がわかりづらいので私はあまり好きではありませんが、
☆本人のことを真剣に考えてくれる人が隣にいた上で、本人が時間をかけて一緒に取り組めば必ず出来るようになる。
という意味での
[誰でもあきらめなければ必ずうまくいく。]とは言えます。
うまく出来ないのには必ず理由があってそれを考えることをやめなければ、いつか答えは見つかります。ただ、その答えを知っても本人が努力できないとどうしようもないですよ。そういう意味での本人の気持ちが大切なのです。モチベーション維持についても考える必要があるでしょう。そこをサポートするのが講師の仕事です。
まずもって、うまく弾くとは別の、普通に弾く。ということの難しさを私は大きく受け止めています。
うまく弾きたいと思う人はある程度までは出来上がっているので、それは本人が楽器に割く時間さえかければ自己流でもなんとかなることが多いです。自分がどれほど弾けているか気付けないだけ、見せ方がうまくないだけで。独学でもたくさん練習していれば人に披露できるレベルにはなるでしょう。
ただ、普通に弾けない人というのは楽器自体をやめてしまいます。
続けることができないのです。
10弾けたら数年経っても8の熟練度は残りますが、5までいかないと一年で1か0にはなるでしょう。ある程度のところまでは続けないと出来るようにはなりません。
私も中学生のころ一度挫折してギターを眠らせていたことがあるので、よく分かります。そして、それを残念に思う気持ちも分かります。なのでその気持ちを想像するといたたまれない気持ちになるのです。というか教えさせて!絶対できるようにするから!と思ってそういう意味では心苦しいです。
ちょっとあつ苦しい記事になってしまったけれど、ぜひ体験レッスンを受けてみてほしいと思います。ってこんなに言っていても、私とタイミングや相性が合わなかったらそれまでですけどね!それはごめんなさい。笑
人間合う人もいれば合わない人もいる!
あなたは悪くない!
ここまでくると
それだけ魅力的な音楽が悪い!
あ、ちなみに教則本ってありますが講師目線で考えてもあれを読みながら独学で続けられる人は5割切ると思います。
それもあなたは悪くない。
今日の一曲
LIKEY -Japanese ver.- / TWICE
記事とまったく関係ないけど韓国のグループは少女時代とTWICEがずば抜けて曲がいい。